意味がなければスイングはない (文春文庫) 価格: 570円 レビュー評価:4.5 レビュー数:9 著者の音楽に対する主張が詰まっている。
スィングとタイトルにしてあるので、ジャズと思いきや
クラッシックからJポップまで取り上げている。
著者の音楽に対する誠実さが行間にあふれている。
1つの音楽論の最後の部分は、「なるほど、なるほど」と納得する程である。
音楽の造詣の深さを示している一冊である。
読んでみよう。
意味(内容)を読み取ろう。
スィングしよう。
音楽を聴こう。
次の音楽論を期待しよう。
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ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection) 価格: 1,470円 レビュー評価:4.0 レビュー数:7 ハードボイルドになじみのない世代にとって
ハードボイルドとはこういうことを言うんだなとゆーよーな
主人公フィリップ・マーロウ。
その言動は常にシニカルでタフでかっこいいとも言えるが、
普通に考えるとちょっとかっこつけ過ぎじゃないのと思ってしまう。
しかしどこまでもハードボイルドに徹し、呆れかえるほど
皮肉が飛び交うこの作品世界では
そう言ってしまうと成立しなくなってしまう。
ちょっと非常識な位徹底したハードボイルド。
それこそがこの作品なのだろう。
好き嫌いは |
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レキシントンの幽霊 (文春文庫) 価格: 480円 レビュー評価:4.0 レビュー数:40 今や国民的、いや世界的人気作家(?!)としてまつられている春樹さんだが、2000年以前に書かれた、こんな雰囲気の作品群が一番好きだったかもしれない。すでにアメリカ在住だったためか、翻訳物の香りがする表題作。そして、哀しみが横溢する「トニー滝谷」、夢でうなされそうな「七番目の男」…… 。最新の自選短編集のタイトルは、「めくらやなぎと
眠る女」らしいが、この短編集に収録されている「めくらやなぎと、眠る女」とは違うバージョンなのだろうか。再読して、ほんの少しずれた世界の奥深くへ、真摯に切り込んでいこうとする姿勢を思い出した。
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カンガルー日和 (講談社文庫) 価格: 470円 レビュー評価:4.5 レビュー数:22 知り合ったのは中学生...村上春樹を知るきっかけになった本☆
短編集で不思議な世界観にのまれ、はまりました↑なかなか理解までは... |
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東京奇譚集 (新潮文庫) 価格: 420円 レビュー評価:4.0 レビュー数:29 確かに春樹ワールドである。しかし例えば小説を読みなれていない人が
村上春樹の小説を読んでみようと思って手を出すのであればお勧めしない。
春樹ファンであればある程度は理解できるかもしれないが、そうでないと
特に高校生などで読書慣れしていない人で、時間潰しに短編集を買おうと
しているのであれば、別の作家の読みやすい短編集を買ったほうが無難だろう。
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